米Appleが9月12日(現地時間)に発表した新型スマートフォン「iPhone 15」シリーズ。その上位モデル「iPhone 15 Pro Max」と「MacBook Air」の価格差がX(元Twitter)上で話題になっている。同じ1TBストレージの製品同士で比較すると、iPhoneがMacBook Airを上回っている。
話題になっているのは、ガジェット紹介ブログ「monograph」を運営する堀口英剛(@infoNumber333)さんの投稿。iPhone 15シリーズの最上位モデルに当たる「15 Pro Max」(1TB)と「MacBook Air」の13インチモデル(1TB)の価格を比較すると、15 Pro Maxの価格は24万9800円なのに対し、MacBook Airが22万800円。15 Pro Maxのほうが2万9000円分高額になっている。
iPhone 15シリーズの中で最も安いiPhone 15のApple公式サイトでの取り扱い価格は12万4800円(128GB)〜16万9800円(512GB)に。15 Plusは13万9800円(128GB)〜18万4800円(512GB)。iPhone 15/Plusの日本価格は14シリーズ発表当時からそれぞれ5000円値上げとなった。
上位モデルのiPhone 15 Pro/Pro Maxでは、15 Proが15万9800円(128GB)〜23万4800円(1TB)、15 Pro Maxは18万9800円(256GB)〜24万9800円(1TB)の価格帯。14 Proシリーズの発売当時の価格と比べて1万円値上げしていた。
これに対して、Mac Book Airの価格は13インチ(M2)では最低価格は16万4800円(GPU8コア、メモリ8GB、ストレージ256GB)に。iPhone 15の512GBモデルよりも5000円安い。もちろん、GPUやメモリなどをアップグレードしていけばMacBook Airの価格は上がるが、ストレージ1TBへの増設費は5万6000円。最低価格に加算すると、22万800円で、iPhone 15 Pro/Pro Maxの1TBモデルの方が1万4000円〜2万9000円高くなっている。
堀口さんの投稿を見た他ユーザーからは「冷静に考えるとiPhone高いよね」「PCより携帯が高い時代……」など価格差に驚く声が見られた他、「仮に同等なら普通は携帯機の方が高い。詰め込むほどに高くなる」「同スペックなら小さいほうが高くなるのは普通」と、より小型のiPhone側の価格が高くなるのは妥当ではと指摘する声なども見られた。
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