2019年に登場したDJIのアクションカメラ「OSMO Action」シリーズも今回で4代目となった。「OSMO Action 4」である。
Go Pro的なデザインの初代機に続く2代目の「DJI Action 2」は「OSMO」がつかず、カメラユニットとディスプレイが別でカメラ部はマグネットを利用したマウントでいろんな場所にくっつけるというウェアラブル系の新デザインになったが、2022年に登場した3代目の「DJI OSMO Action 3」では再び、初代を受け継いだ四角いアクションカメラ的なデザインに回帰した。
ただ、Action 2で採用した「マグネット+ラッチ」の「クイックリリース」を継承。Action 2との完全な互換性はないが(Action 3以降の方がかっちりハマるように改良された)、この「クイックマウント」は非常に優秀でGoProに対する差別化のポイントになってるといっていい。
そして、「DJI OSMO Action 4」もそのクイックリリースの便利さは健在である。
そのOSMO Action 4だが、見た目もサイズも重さもOSMO Action 3と同じ。フロントの「ACTION 4」の文字をみないとどっちだったっけとなっちゃいそうである。
正面から見ると、カメラの横に正方形のモニター。ここもタッチパネルなので自撮り時もそのまま操作できる。
レンズはF2.8で画角(FOV)は155度。「OSMO Action 3」と同じだ。
ただ、レンズ部をよく見ると「1/1.3"」と書いてある。
センサーが前モデルの1/1.7型から1/1.3型に大きくなったのだ。
その分画質の向上を期待できる。前モデルでは動画時のダイナミックレンジがもうちょっとあるといいなと感じたがそれが改称されたかも。
シャッターボタンは上面。
左側面は電源兼QS(クイックスタート)ボタン。右側面はバッテリーとメディアスロットである。メディアはmicroSDカードで最大512GBのものまで対応している。
センサーが変わったということで、気になるのはその写り。さっそく撮ってみよう。
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