コンビニエンスストアチェーンのファミリーマートは9月26日、スマートロッカー「ファミロッカー」を10月から東京、神奈川、埼玉、千葉の650店舗に順次設置すると発表した。利用者は店内のレジやマルチコピー機を介さず、荷物の発送や受け取りが行える。
Amazon.co.jpや楽天市場で購入した商品の受け取りに加え、ヤマト運輸のフリマサイト連携サービスや日本郵便のe発送サービスなどによる発送にも対応。不在再配達となった書留も受け取れる。
ファミリーマートによると、コロナ禍のライフスタイルの変化により店舗で取り扱う荷物の量は年々増加し、過去5年間で約1.3倍に増えたという。ファミロッカーを通じて利用者の利便性向上、従業員の負荷低減、荷物保管場所の課題解決を目指す。
なお今回の650店舗は実証実験という位置付け。「店舗業務の削減効果、利用実績、事業性を精査の上で本格展開の検討を進める」としている。
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