初代ともっとも異なるのがこのあたりの操作系。昨今のソニーのカメラにならい、露出補正ダイヤルはカスタマイズ可能な電子ダイヤルとなり、撮影モードダイヤルから動画系モードが外され、代わりにS&Q・動画・静止画の切換レバーが付いた。
さらに進化点を見ると、グリップ部。ここに前電子ダイヤルがついた。α7Cは細かい操作するには電子ダイヤルが1つ足りないなと思っていたのでこれはよい。
続いて背面。
ここでの注目はモニター上のアイコン。
タッチパネルをより活用できるデザインになったのだ。このタッチパネルを生かしたアイコン表示のUIは(記憶が正しければ)VLOGCAM「ZV-1F」で初採用されたデザインだ。VLOGCAMで始まったタッチパネルを活用した分かりやすい操作がα7C IIにも受け継がれたのである。
このアイコン表示はデフォルトではオフだが、オンにすると、撮影や再生、被写体検出対象変更、トラッキングAF、さらに露出補正など撮影中に触りたい項目が集まっててありがたいのだ。
なお、ファインダーは約236万ドットと標準的なクオリティだが、α7Cが約0.59倍だったのに対し、0.7倍と少し大きくなったことで不評だったα7Cのファインダーよりはいくらか見やすくなった。
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