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「α7C II」「α7CR」一緒に試す──画質と操作系の大幅アップデート、α7Cユーザーは買い換えて良し!荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/7 ページ)

» 2023年09月30日 07時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 人の次は動物。動物の認識も速く賢くなった。リアルタイムトラッキングも優秀なので、AF-Cにして連写した中の1枚。こんな横からの黒猫もちゃんと猫と認識してフォーカスがあってくれた。

ISO12800でもクオリティは高いし、真横からでもきちんと動物と判断してAFが効くのはありがたい(20-70mm 42mm 1/250秒 F4.0 ISO12800)

 動物の次は鳥。レンズはFE 70-200mm F4を使用。

α7C IIに70-200mm F4を装着。このサイズになるとレンズにボディがくっついてるという印象だ

 ただ鳥を撮るには70-200mmは少し遠かったので、APS-Cサイズにクロップしてみた。約1400万画素サイズにはなるけれども、元の画素数がちょっと増えた分APS-Cサイズへのクロップもちょっと実用的に。α7CRだとクロップしても2600万画素はあるのでもっと実用的。

α7C IIのAPS-Cサイズクロップで撮影したアオサギ。約1400万画素のサイズとなっている(70-200mm 200mm 1/800秒 F4.0 ISO800)

 被写体検出ものを順番にやってるわけで、鳥の次は昆虫だ。

 たまたま公園を歩いていたらコスモスの花から蜜を吸っているオオスカシバを発見。常に羽を震わせながら蜜から蜜へ飛び回るせわしない虫なので、被写体検出を昆虫にし、70-200mm F4で追ってみた。

羽が透けている蛾なので「スカシバ」らしい。蛾には見えないよね。このレンズは寄れるので昆虫を撮るにもいい(70-200mm 200mm 1/640mm F4.0 +1.3 ISO100)

 そして列車。

東急世田谷線を、LEDの行先掲示が乱れないようシャッタースピードを遅めにして撮影してみた(20-70mm 70mm 1/80秒 F4 ISO100)

 飛行機は……さすがになし。

 ではその他の作例をってことでいつものガスタンク。これは定点ものなので、α7C IIとα7CRの2枚をどうぞ。

α7C IIで撮影したガスタンク(20-70mm 24mm 1/640秒 F8.0 ISO100)
α7CRで撮影したガスタンク(20-70mm 24mm 1/640秒 F8.0 ISO100)

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