星野リゾートは10月13日、宿泊中にスマートフォンを使用不能にする宿泊プラン「脱スマホステイ」を発表した。チェックイン時にスマホを鍵付きケースの中に“封印”し、脱スマホの意気込みを念書に記載してもらう。SNS疲れを感じる人向けのプランで、全国3カ所に展開するホテル「BEB」で、11月1日から1日1室限定で提供する。
星野リゾートは同プランについて「暇さえあればついつい見てしまうSNSやLINEの通知はいったん忘れて、仲間との時間に没頭できる」と説明。チェックインの手続きにもスマホは使えず、紙のプロフィール帳への記載を求める。宿泊客には、写真撮影やSNSへのシェアに代わる楽しみとして、絵を描けるイラストセットやノートも貸し出す。料金は1室1泊1万3530円から(2人での利用時、食事別)。
プランのターゲットは若い世代。「近年、スマホやSNSへの依存傾向が高まっており、Z世代にとってもはやスマホは身体の一部になっている。旅先くらいはSNS疲れとは離れ『スマホがなくてもこんなに楽しい!』と感じてほしいという思いから企画した」(星野リゾート)という。
「紙スマホ」で過ごす休日はいかが? 脱デジタルの“奇策”3つが面白い
「呪術廻戦」アニメ公式、配布した「号外」の高解像度データ公開 転売対策か
マスク外せる「提灯会食」、星野リゾートが提供 会場代に3万円
内閣府、広報に“VTuber”起用 宇宙開発利用大賞のPRキャラに「宇推くりあ」が就任
新鉱物「桐生石」と「群馬石」を発見 ネット上の地質図への“違和感”がきっかけにCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR