X(旧Twitter)のiOS版に10月26日(日本時間)、音声/ビデオ通話機能が加わった。発信は有料の「X Premium」ユーザーのみだが、受信は全ユーザーが可能。初期設定では全ユーザーで、フォロー相手からの着信がオンになっている。
Xのオーナー・イーロン・マスク氏が8月に実装を予告していたもの。マスク氏はXにあらゆる機能を実装する「スーパーアプリ化」を企図している。
X Premiumユーザーは、ダイレクトメッセージ画面に電話アイコンを表示。タップして音声通話かビデオ通話を選んで発信できる。
デフォルトでは全ユーザーが、フォローしているアカウントの着信を受けられる。アドレス帳へのアクセスを事前に許可している場合は、アドレス帳登録アカウントからの着信も受け付ける。
機能を利用したくない場合は、設定画面からオフにできる。ダイレクトメッセージ画面の右上の歯車または、「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ダイレクトメッセージ」から、「音声通話とビデオ通話を有効にする」のチェックをオフにしたり、着信相手を制限することが可能だ。
リリースされたばかりの機能だが、日本のユーザーの反応はおおむね不評だ。「いたずら電話に利用される」などと心配する声が出ており、機能をオフにする設定方法が拡散している。
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