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「Looker」が“政府認定クラウドサービス”に Google提供のBIツール

» 2023年10月30日 20時02分 公開
[ITmedia]

 デジタル庁や総務省などで構成されるISMAP運営委員会は10月30日、米Googleが提供するBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの「Looker」を、政府のクラウドサービス認定制度「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度」(ISMAP)のリストに登録した。同サービスは今後、政府調達の対象になる。

 Lookerは、内部にデータを持たず、都度データウェアハウスにアクセスすることで、常に最新のデータを可視化できる点などが特徴のBIツール。もともとは同名の米国企業が提供していたが、Googleが2019年に買収。以降はGoogleがクラウドサービスの一つとして提供している。

photo Lookerの公式サイト

 ISMAPは、情報処理推進機構(IPA)などが民間のクラウドサービスの情報セキュリティ対策などを評価し、“政府認定クラウド”として登録する制度。各省庁は原則としてISMAPに登録された中からクラウドサービスを調達する。2023年10月時点では、他にも米Microsoftや米Amazon Web Services、IIJ、NEC、さくらインターネットなどのサービスが登録済み。

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