シャープと中国Huaweiは11月27日、4G/5Gを含むセルラー通信規格必須特許を対象とする長期にわたるグローバルな特許クロスライセンス契約を締結したと発表した。規格の標準化における協力関係を促進するとしている。
シャープは今回のライセンス契約について「公正、合理的かつ非差別な条件」としている。「両社が双方の知的財産の価値の高さを尊重した結果」(シャープの種谷元隆常務執行役員CTO兼R&D担当)。
Huaweiも知的財産部門責任者を務めるAlan Fan氏のコメントとして、今回のライセンスが「規格の標準化に貢献した2社が双方の知的財産を認め合ったことを意味するもの。標準化における協力を促進する」としている。
さらにFan氏は「先進的な技術の標準化は、ユーザー体験を向上させ、競争を促進し、デバイスとサービスのコストを削減する」とその意義をアピールした。
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