KDDIグループで、日本最大級の商用IX(インターネットエクスチェンジ)を運営するJPIXは12月11日朝、IPv6/IPv4接続サービスで、約3時間にわたる接続障害が起きたと発表した。通信設備の障害が原因という。
障害が発生したのは11日午前7時18分〜10時11分で、対象は、「IPv6インターネット接続サービス」「v6プラス(ホームゲートウェイ)」「v6プラス(ブロードバンドルータ)」「v6プラス 固定IPサービス」のユーザー。
まったく同じ時間帯に、KDDIの携帯電話の音声通話やデータ通信でも障害が発生。西日本エリアで、au、UQ mobile、povo、au回線を使ったMVNO通信が利用できなかったり、利用しづらい状況になっていた。
JPIXによると、「原因は調査中だが、当社の設備の一部にKDDIのものを使っており、KDDIの障害の影響を受けた可能性がある」という。
【追記:2023年12月11日午後5時15分 JPIXのコメントを追記しました】
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