米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは12月12日(現地時間)、同社のSNS「Threads」の投稿をMastodonなどの「ActivityPub」プロトコルをサポートする他のサービスでも表示できるようにするテストを開始すると発表した。他のSNSと相互運用可能にすることで、ユーザーの選択肢が広がり、コンテンツがより多くの人と共有できるようになるとしている。
Threadsは7月の発表段階からActivityPubと互換性を持たせると表明していた。ActivityPubは、fediverse(フェディバース、連合)を実現するための、W3Cが確立したオープンソーシャルネットワークのプロトコルだ。フェディバースは、独立して運営される多様なサーバが参加するソーシャルネットワークのことだ。
Metaのヘルプページによると、Threadsのプロフィールでフェディバース上の他のサービスのユーザーをフォローしたり、投稿に「いいね」したりできるようになるという。
Mastodon側でも本稿執筆現在、#Threadsや#Fediverseなどのタグ付きの投稿が増加している。
ActivityPub採用サービスとしてはMastodonの他に、WordPress、Tumblr、Misskey、Hubzillaなどがある。
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