水素を燃料にする家庭用給湯器、ノーリツが開発 CO2排出ゼロ
ノーリツは12月14日、水素を燃料とする家庭用給湯器のプロトタイプを発表した。現在の家庭用給湯器と同等の能力を確保しつつ、燃焼した際にCO2を排出しない。2025年以降の実用化を目指す。
プロトタイプは、国内で主流となっている屋外標準設置型(前方排気式)で、家庭用給湯器の最大能力となる24号(水温より25℃高いお湯を1分間に24L出せる)を実現した。水素を扱う上で課題になっていた異常燃焼を防ぐ構造とし、異常燃焼が発生した場合でも安全に停止するとしている。
また導入時のインフラ事情を考慮し、部品交換とソフトウェア変更によって従来のガスから水素への切り替えも可能にした。水素インフラの拡充が進む欧州やオーストラリアへの展開も見据え、今後は屋内標準設置型(上方排気式)の開発も進める。
ノーリツは「CO2を排出する機器の中で大きな割合を占める家庭用給湯器において、最大クラスの能力まで水素100%燃焼に対応できた。脱炭素社会、カーボンニュートラル実現に向けたロードマップの実現に大きく貢献できる」としている。
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