アドビ、Figmaの買収を断念
米Adobeは12月18日(現地時間)、デザインコラボレーションツールを手掛ける米Figmaの買収を断念すると発表した。同買収については、欧州委員会や英国の競争・市場庁などが懸念を示しており、買収に必要な承認が得られないと判断したことから合併契約の終了を決めたとしている。
Figmaの買収は2022年9月に発表。買収額は200億ドル(当時のレートで約2.9兆円)で、23年内の完了を見込んでいた。この件についてAdobeのシャンタヌ・ナラヤンCEOは、「AdobeとFigmaは、規制上の調査結果に強く同意しませんが、独立して前進することがそれぞれの最善の利益になると信じています」とコメント。
Figmaのディラン・フィールドCEOは、同社の公式ブログを更新し「世界中の規制当局と何千時間も費やして当社の事業、製品、当社がサービスを提供する市場の違いを詳しく説明したにもかかわらず、この取引を規制当局が承認する道筋はもはや見えません」とのコメントを掲載した。
両社は、Adobeが以前に合意した契約解除料をFigmaに支払うことを含め、取引に伴うすべての課題を解決する契約解除に署名したとしている。
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