PayPayは12月19日、インターネットに接続できない状況化でも決済が可能な「オフライン支払いモード」の上限を拡大したと発表した。これまで、1回あたり上限5000円の決済が可能だったが、上限5万円までに引き上げる。
オフラインモードは、通信障害の他、地下や多くの人が集まるイベント会場といった、通信が不安定な状況でもPayPayで支払える機能。7月から導入されているが、これまで1回あたり上限5000円、過去24時間で上限1万円、過去30日間で上限5万円という制約が設けられていた。
今回の仕様変更により、オフライン環境下でも1回あたり上限5万円、過去24時間で上限5回まで(計25万円)、過去30日間で上限10回まで(計50万円)の決済が可能になる。ただし、保有している残高および、あと払い(クレジット)の利用上限を超えての決済はできないとしている。
オフライン支払いモードが利用できるのは、デバイスに表示されたコードを店舗側端末で読み取るストアスキャン方式のみ。店舗の決済端末がオンラインである必要があるという。
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