搭乗型ロボット「アーカックス」を開発・販売するツバメインダストリは12月21日、映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」などで知られる河森正治監督がデザインした「特装型モデル」を世界展開すると発表した。
アーカックスのフレームをベースに、外装パーツを特注で製作。スペックは維持したまま外観を大きく変えた。河森正治監督とのコラボは8月に発表したもので、そのデザインは10月の「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」でお披露目していた。
同社は「アーカックスは内部の鉄フレームでその構造を支えており、外装は強度部材ではない。外装のデザインはある程度の自由度をもって変更できる。その特性を生かし、河森監督がデザインした外装を有する特装型アーカックスを製作、販売する」としている。
河森正治監督は、アニメ監督から企画、原作、脚本、メカニックデザイナーなど幅広く手掛けるクリエイター。慶応義塾大学在学中にテレビアニメ「超時空要塞マクロス」に原作者の1人として携わり、三段変形メカ「バルキリー」のデザインも担当した。その後、23歳の若さで映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の監督に抜擢された。メカニックデザイナーとして、フロムソフトウェアのゲーム「アーマード・コア」、ソニーのスマートウォッチ「wena」なども手掛けている。
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