SaaS for SaaSの世界
SaaS管理が情シスに“刺さる”背景 freeeが買収した「Bundle」の戦い方は(1/3 ページ)
連載:SaaS for SaaSの世界
いわゆる「SaaS for SaaS」(SaaSのためのSaaS)の中でも「SaaS管理ツール」に注目。主要3社のSaaS管理ツールについて、ビジネスモデルや開発思想の違いを探る。
コロナ禍でよく聞くようになった言葉に「エッセンシャルワーカー」というものがある。「生活必須職従事者」とも呼ばれ、 医療や福祉、第一次産業や行政、物流や小売業など、いかなる状況下でも必要とされる社会生活を支える職種のことを指す。緊急事態宣言下においても、社会を維持する上で必要な仕事として事業の継続が求められた仕事だ。
企業の中にも、事業活動を維持していくうえで必要不可欠な仕事がある。それが経理や総務などのバックオフィス(管理部門)の業務である。時に「コストセンター」などと揶揄(やゆ)されることもあるが、バックオフィスが機能しなければ、収入や支出の把握や備品の管理などができなくなり、企業の運営は即座に行き詰まるだろう。
そんなバックオフィス業務の中でも比較的歴史が浅く、重要性が正しく認識されていないことが多いのが情報システム部門(以下、情シス)の業務だ。情シスは、社内で扱う情報システムの企画・開発・運用・保守に携わる部門であり、社内システムの開発・管理、IT機器の運用・管理、ヘルプデスク業務、セキュリティ対策などが主な業務である。
現代のほとんどの企業は、情報システムなしでは成り立たない。もしサイバー攻撃を受けたりすれば被害は甚大だし、パソコンが壊れただけでも業務への影響が出る。コロナ禍を経てデジタル化の機運が高まっている中でもその重要性は計り知れないが、トラブルが発生しなければその存在にすら気付かない人は多い。
そんな情シスの業務が、意外とアナログで非効率であることはあまり知られていない。今回はその情シスを支えるための、SaaS管理の自動化ツールであるBundle by freee(以下、Bundle)を取り上げる。
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SaaS for SaaSの世界
SaaS事業者向けにサービスを提供しているいわゆる「SaaS for SaaS」(SaaSのためのSaaS)を取り上げていく。
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