NHKは1月10日、テレビドラマ「VRおじさんの初恋」を4月から放送すると発表した。主人公の中年の独身男性がVR空間で制服姿の少女として過ごす中で、ある美少女アバターに恋をした姿を描くヒューマンドラマ。主人公・直樹を野間口徹さんが演じ、倉沢杏菜さんと井桁弘恵さんがVR空間内のアバターを演じる。
あらすじは「さえない中年の独身男性・直樹は、VRの世界では制服姿の少女・ナオキとして過ごしていた。人といるのが苦手でVRでも一人で過ごすナオキだったが、ある日、天真らんまんな美少女・ホナミに恋をする。おじさんが、女の子の姿で、女の子のアバターに恋をしてしまったのだ」というもの。
主演の野間口さんは「まずタイトルを見て、5回ほど復唱しました。 分かりませんでした」とコメント。続けて「台本を読み進め、理解していくうちに、直樹という人間に寄り添ってみたくなりました。彼と、50歳になったばかりの僕との共通点は、おじさんという一点のみですが、あっちとこっちを行ったり来たりしながら、きちんと直樹に寄り添えるよう、丁寧に演じたいと思っています」と述べている。
漫画家・暴力とも子さんが描く同名漫画が原作。脚本は、2022年に「ケの日のケケケ」で第47回創作テレビドラマ大賞にて大賞を受賞した森野マッシュさんが手掛ける。
なお、VR空間で美少女の体を得ることを指す「バ美肉」(バーチャル美少女受肉の略)という言葉も存在する。
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