米Google傘下のGoogle Cloudは1月11日(現地時間)、小売業者向けの複数の生成AI活用テクノロジーを発表した。Google Cloud上でMLモデルやAIアプリのトレーニングやデプロイができるMLプラットフォーム「Vertex AI」により、「オンラインショッピングをパーソナライズし、業務を改革できる」としている。
Webサイトやモバイルアプリ上で、買い物客との自然言語での会話を介して買い物客が求める製品を提示する独自の生成AIボットを構築できるようになる。
Webサイトやアプリで公開する製品カタログ用の画像、説明テキストやSEO用に調整したテキストなどをAIで自動生成する。
Googleは昨年12月、Vertex AIで利用できるテキストから画像を生成するAIモデルの新版「Imagen 2」をリリースしており、カタログ作成でこのモデルを利用できるようだ。
これらの新機能は、第1四半期中に利用可能になる見込み。
新たなLLM採用のVertex AI Search機能をオンラインショッピングサイトに埋め込めるようになる。小売業者は、独自の製品カタログや検索パターンに合わせてLLMをカスタム調整できる。
小売業者向けVertex AI SearchのLLM機能は、年内提供の予定だ。
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