ナビタイムジャパンは1月23日、ウォーキングアプリ「ALKOO by NAVITIME」(iOS、Android)および総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」(iOS、Android)で「日向ルート」の提供を始めた。
ナビゲーションの際、目的地まで日向を優先したルートを案内する機能。ルートに占める“日向率”も表示する。日陰の寒い道を避けて日向の多い道を通りたい場合や、凍結した道を避けたい場合、ペットの散歩に路面温度の高い日向を歩きたい場合などに利用できるという。
ナビタイムジャパンは近年の猛暑を受け、2022年7月に「日陰マップ」、2023年7月には「日陰ルート」を提供。今回も日陰ルートで培った技術を生かした。ただし、単純に日陰ルートを反転したわけではないという。
例えば、日中は建物の影がほとんど発生せず、日向ルートの候補が非常に多くなる。一方で朝方や夕方は日陰が多くなる。日向と日陰をそのまま反転してしまうとルート候補の多い日中は実用性の低いルート候補が多く出てしまうことが検証段階で明らかになった。
このため、日陰ルートの技術をそのまま活用するのではなく、日向の特性にあったチューニングを行うことで、利用者に違和感のないルート提示が可能になった。「今回の機能提供により、冬は日向を、それ以外の季節では日陰を優先するルートを提示し、ユーザーが選択できるようになる」としている。
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