“原爆の父”と呼ばれる米国の物理学者、ロバート・オッペンハイマーを描いた映画「オッペンハイマー」が、3月29日から全国で劇場公開される。配給会社のビターズ・エンドが1月24日に公表した。
クリストファー・ノーラン監督の最新作。8日に発表された「第81回ゴールデングローブ賞」では、作品賞(ドラマ部門)、監督賞を含む5部門を受賞した。
また24日には「第96回アカデミー賞」で最多13部門にノミネートされたことも亜明らかに。アカデミー賞は3月10日に発表される予定だ。
オッペンハイマーは2023年7月に米国などで公開され、累計興行収入は9億5000万ドル超(約1450億円)。実在の人物を描いた伝記映画としては歴代1位だという。
しかし原爆という日本人にとってはセンシティブな分野を扱った映画のため、日本での公開はなかなか決まらなかった。ビターズ・エンドは23年12月、「様々な議論と検討の末、日本公開を決定した」と発表したが、公開日などの詳細は明らかにしていなかった。
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