“原爆の父”と呼ばれる米国の物理学者、ロバート・オッペンハイマーを描いた映画「オッペンハイマー」の日本公開が決まった。2024年を予定しているという。
オッペンハイマーは、クリストファー・ノーラン監督の最新作。今年7月に米国などで公開され、累計興行収入は9億5000万ドル(約1450億円)。実在の人物を描いた伝記映画としては歴代1位だという。
しかし7月下旬、オッペンハイマーに登場するキノコ雲などと、同時期に米国で公開していた映画「バービー」と組み合わせた“原爆ファンアート”に対し、映画バービーの海外公式Xアカウントが好意的な返信したことで批判する声が続出。その後、米Warner Brosグループや日本法人のワーナー ブラザース ジャパンが謝罪コメントを出す事態になった。
配給会社のビターズ・エンドは、「本作が扱う題材が、私たち日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであるため、様々な議論と検討の末、日本公開を決定した」としている。「日本公開の際には観客の皆様ご自身の目で本作をご覧いただけますと幸いです」。
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