メルカリは1月29日、「メルカリ」へのログイン時に生体認証を導入したと発表した。パスワード入力の必要がなくなり、最短1秒で認証が完了するとしている。
FIDO Allianceが策定した認証技術「パスキー」に対応した。iOSでは指紋認証のTouch ID、顔認証のFace IDもしくはパスコード、Androidでは指紋、虹彩、顔もしくは画面ロック認証(PIN、パターン)を利用できる。
メルカリは「電話番号認証と比べて、SMSが届く時間を待たなくてよい、入力の手間がないため失敗しにくいなどのメリットがあり、よりスムーズにメルカリを利用できる」としている。
メルカリでは、これまで電話番号認証や3Dセキュア2.0による認証などを提供していたが、利用者から「端末移行時に再登録に失敗した」「機種変更時に煩雑」といった声が寄せられていたという。
同社は2023年4月にビットコインの取引サービスで初めてパスキーを採用。徐々に利用範囲を拡大していた。
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