2024年春より、テレビアニメ「鬼滅の刃」の新シリーズ「柱稽古編」がフジテレビ系列局で放送されます。それに先立ち、前シリーズ「刀鍛冶の里編」の第11話と柱稽古編の第1話が、「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」として劇場公開中。ボクも見てきました。
もはや説明も不要かもしれませんが、鬼滅の刃は、鬼にされてしまった妹のために主人公の竈門炭治郎が鬼と戦う物語。原作漫画では、主人公の炭治郎をはじめとする「鬼殺隊」の活躍をテンポよく描き、そのスピード感でボクたちを物語の世界に引き込んでくれます。
一方、アニメは物語をより丁寧に描いている印象です。それがテンポの悪さにつながる部分もありますが、キャラクターの人物描写やエピソードをじっくり描いているので感情移入はしやすいです。きれいな映像も相まって、エモいシーンでの感動もひとしおです。
新シリーズの柱稽古編は、仲間たちとのコミュニケーションが物語の中心なので、このアニメシリーズの良い点がいかんなく発揮されるのではないか、と個人的には期待しています。実際第1話でもオリジナルシーンを用意することで、あるキャラクターの見せ場を増やしていました。柱を中心とした仲間たちの活躍が、どれだけ丁寧に描かれていくか、今から放送が本当に楽しみです。
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