日本テレビ放送網は2月26日、テレビドラマ「セクシー田中さん」の問題で予告していた社内特別調査チームが23日に調査を始めたと発表した。調査チームに外部有識者として2人の弁護士を招聘したことも明らかにしている。
調査チームの責任者は、日本テレビの執行役員(広報、コンプライアンス、総務担当)でコンプライアンス推進室長の山田克也氏が務める。調査チームは、日本テレビの顧問弁護士である谷田哲哉氏の他、ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームおよびコンプライアンス推進室などのメンバーで構成するという。
さらに外部有識者として、「そこが知りたい著作権Q&A 100」(著作権情報センター)などの著書があり、知的財産分野で知られる早稲田祐美子弁護士(東京六本木法律特許事務所)と、コンテンツ制作の契約法務やメディア・エンタメ関係の実務に実績を持ち、テレビドラマ「下町ロケット」(TBS)などで法律監修を務めた國松崇弁護士(東京リベルテ法律事務所)の名前を挙げた。
日本テレビは15日、「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子さんが亡くなったことを受け、同社のドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置し、調査に臨むと発表した。しかし直後から、社内ではなく第三者機関で調査するべきという声が各所から上がっている。
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