サークル「ハシビロ工業」の織田翼さんは、画面付きマクロボタン「Chameleon Key」(カメレオンキー)を販売。ハードウェア自体は「ATOMS3」という既製品の小型モジュールで、織田さんが開発したのはファームウェアの部分。
織田さん開発のWeb設定ツールを通じてマクロを設定することで、例えば「X(旧Twitter)をブラウザで開くボタン」「選択したテキストをコピーして、ChatGPTを新規タブで開きコピーテキストを貼り付けるボタン」などの作成が可能。ハードウェアのメモリが許す限りは長いマクロに対応できるという。
ATOMS3のディスプレイ部はタッチの認識ではなく、物理的なボタンを備えているためボタンを押した感覚が指に伝わる。
また、ATOMS3の底面に接続できる「RGB LEDボトム」も織田さんが開発した。RGB LEDボトム単体や、RGB LEDボトムとファームウェア書き込み済みATMOS3本体がそろったフルセットはECサイト「スイッチサイエンス」での販売を準備しているところという。
サークル「ozsan」のozsanさんが出展していたのは、自作キーボード「MonkeyPad」だ。左右分離型キーボードのそれぞれ親指側の位置に追加基板が繋がっており、任意の角度に曲げて使うことで自分の手首に合った角度での打鍵ができる。
さらに特徴的なのは、追加基板の部分にいくつかのモジュールを入れ替えられること。トラックボールモジュール、トラックパッドモジュール、ジョイスティックモジュール、エンコーダモジュールの4種類を用意している。例えば、右手側にトラックボールを搭載してマウス操作、左手側にジョイスティックを搭載してスクロール操作、というような機能を持たせられる。
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