LINEヘルスケア(東京都新宿区)は3月12日、オンライン診療サービス「LINEドクター」で、花粉症診療件数が2月は前年の4.5倍に増えたと明らかにした。これにけん引される形で全体の診療件数も前年の2倍となった。
花粉症の診療件数は、2023年の12月から24年2月までの3カ月連続で過去最多を記録した。とくに2月は診療件数全体に対して花粉症診療が約3割を占めていた。
LINEヘルスケアは「今年は暖冬の影響か花粉の飛散が早かった。花粉診療件数は1月から増え始め、2月は前年の4.5倍。外出する必要のないオンライン診療は、花粉症対策の有効な手段として定着しつつある」と話す。
LINEドクターは、LINEアプリ上で診療の予約からビデオ通話による診療、決済までを完結できるオンライン診療サービス。コロナ禍の非対面診察のニーズを受け、20年12月に先行提供を始めた。22年12月には処方薬の配送サービス、23年10月には処方薬を登録薬局で受け取る予約機能を追加している。
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