米Microsoftの公式Webサイトに「GPT-5」という文字列が見つかった。表記が見られたのは、同社のAIアシスタント機能「Microsoft Copilot」の法人向けサイト。ちょうど1年前に米OpenAIが大規模言語モデル「GPT-4」を発表したこともあり、後継モデルの登場を期待するXユーザーの間で話題になっている。
法人向けMicrosoft CopilotのWebサイトでは、提供プランの概要を記載している。そのうちの1つである「Copilot Pro」の特徴について、「Priority access to GPT-4 and GPT-5 Turbo in peak times」(ピークタイム時のGPT-4とGPT-5 Turboへの優先アクセス)という記載を確認できる。
GPT-5は、GPT-4の後継モデルとして予想されている大規模言語モデルの名称。日本時間の14日正午時点では、このWebサイトの表記以外にGPT-5に関するMicrosoftの公式発表は確認できおらず、同社が出資するOpenAIもGPT-5に関するアナウンスはしていない。
しかし、2023年3月14日(現地時間)はOpenAIがGPT-4を発表した日。そこから約1年がたつタイミングで、Microsoftの公式Webサイト内に「GPT-5」の表記が見つかったことから、一部のXユーザーからは「そろそろGPT-5が発表されるのではないか」と予想する声が上がっている。
一方で「ミスタイプしただけでは」などと誤字を指摘する声も見られている。実際、ページ中の「Learn more」をクリックしてCopilot Proの詳細ページにアクセスすると「Copilot Pro gives you priority access to GPT-4 and GPT-4 Turbo during peak times」(Copilot Proは、ピーク時にGPT-4とGPT-4 Turboに優先的にアクセスできる)と記載がある。
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