階段の上り/下りしながらフロアを跨いで掃除するロボット掃除機「MIGO Ascender」が、米国のクラウドファインディングサイト「Kickstarter」に登場した。
本体の両側に二つ折りになったアームを備え、外側のアームで支えながら内側のアームを延ばして本体を持ち上げ、階段を上る仕組み。下る場合は、先にアームを下ろしてから本体を動かす。高さ22cmまでの階段に対応できる。
本体の底面には水平回転するバキューム口と駆動輪を備えた。これにより、階段の途中でバキューム口を45度回転させ、真横に移動して掃除するという。
上面にはHDカメラやLiDARなどを搭載。室内をマッピングしながら効率的に掃除できるという。内蔵バッテリーは1万2000mAhと大容量。スマートフォンアプリやスマートスピーカーからの操作にも対応する。
充電ドックは、本体のモップ機構に水を足し、本体内のゴミを吸い出す機能を備えたオールインワンタイプ。ドック内蔵の水タンクは約30日分をまかなえる。
MIGO Ascenderを開発した米Migo Roboticsは、2022年設立のロボットスタートアップ。サプライチェーンや品質管理などについては「最大手のロボット掃除機メーカーの支援を受けている」としている。
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