東京都交通局は3月29日、「上野動物園モノレール」の代替となる新しい乗り物の企画案を公開した。ジェットコースターと同様の構造で、安全性が高いとしている。
新しい乗り物はレールの上面だけでなく、側面と下面からも車輪で支える構造。脱輪の心配がなく安全性が高い。上り勾配はモーターで駆動し、下り勾配では位置エネルギーを利用して走行するという。
仕組みはジェットコースターに近いが、東京都交通局は「アトラクション性を求めたわけではない」と話す。企画案は、公募で集まった3社の提案から、専門家で構成する審査委員会が選んだもので、利便性や安全性、環境への配慮といった部分を重視した。
新しい乗り物は、老朽化のため昨年末に正式に廃止となった「東京都懸垂電車上野懸垂線」(通称:上野動物園モノレール)に代わり、恩賜上野動物園の西園と東園を結ぶ予定。今後は企画案をもとにルートや乗り物、駅舎などの設計に着手する。運用開始は2026年度末を予定している。
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