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Meta、InstagramのDMでのヌード画像自動ぼかしのテスト開始 未成年者保護で

» 2024年04月12日 08時40分 公開
[ITmedia]

 米Metaは4月11日(現地時間)、未成年者を虐待や性的搾取詐欺から守る取り組みの一環で、InstagarmのDM(ダイレクトメッセージ)内のヌード画像をぼかす機能のテストを開始したと発表した。

 受信したヌードを含むと検出された画像をぼかし、送信するのも阻止しようとするというもの。18歳未満の場合はデフォルト(初期設定)でオンになり、成人の場合もヌード画像を送受信するとオプトインするよう促す通知が表示される。

 相手の要望を受けてヌード画像を送信しようとすると「画像にはヌードが含まれているようです」というテキスト付きで画像がぼかされ、さらに「プライベートな写真をシェアする場合は注意しましょう」という警告がポップアップする。

 nude 1 ヌード画像に自動的にぼかしがかかり(左)、警告が表示される

 受信したヌード画像もぼかされて警告が表示される(それでも開くことは可能)。また、返信しなければならないというプレッシャーを感じないよう促すメッセージと、送信者をブロックする方法が表示される。

 nude 2 受信したヌード画像にかけられたぼかし(右)

 Metaはまた、性的脅迫を行う可能性のあるアカウントを事前に特定し、未成年アカウントと接触できないようにする取り組みや、性的脅迫被害に遭った可能性のあるユーザーに、相談できるリソースを紹介する取り組みも続けている。

 ヌード画像の解析はユーザーの端末上で実施されるので、ユーザーが報告しない限り、Metaがその画像を見ることはできないとしている。

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