HOYAは5月15日、システム障害の影響について「事業活動は概ね正常に戻っている」とする続報を公表した。併せて、業績への影響についても見通しを明らかにしている。
同社によると主な影響は、2025年3月期のメガネレンズの売上収益(販売+加工費など)が前年度比で横ばいになること、そして売上成長率が低下する見込みであること。25年3月期の第1四半期決算(24年4〜6月)に反映される。
ただし、前期に在庫調整の影響を受けていたHDD基板や半導体用ブランクス(ガラス基板)の復調により、25年3月期の連結業績は「堅調に推移する見通し」としている。
同社は3月30日に第三者からのサイバー攻撃を受け、国内外の事業所でシステム障害が発生。一部レンズの製造停止や出荷遅延が発生したが、4月23日にシステムは概ね復旧したと明らかにしていた。
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