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スタバ、iPhoneで店頭のコードを読むとレジに並ばず購入可能に 会員登録やアプリも不要 アップルの「App Clip」導入で

» 2024年05月21日 16時30分 公開
[本田亜友子ITmedia]

 スターバックス コーヒー ジャパンは5月21日、東京や大阪など6都府県の約1000店舗で、22日から米Appleの「App Clip」を導入し、iPhoneユーザーに広くモバイルオーダー機能を提供すると発表した。7月には全国約1900店鋪まで拡大する。

 App Clipが持つ「Mobile Order & Pay」機能を活用。店頭に掲出するコード(App Clipコード)をiPhoneのカメラで読み込むと、「Starbucks Rewards」の会員登録やアプリのインストールをしなくてもモバイルオーダー画面が開き、その場で注文からApple Payによる決済まで行える。後はカウンターで商品を受け取るだけだ。

 スタバは「レジの列で待つことなく、またゆっくりと(飲み物の)カスタマイズを楽しんだり、席でおしゃべりをしながらオーダーできるのも魅力」としている。

 App Clipは、2021年のiOS 14公開時に追加された“ミニアプリ”機能。通常、iPhoneアプリは端末にインストールして初めて機能するが、App Clipでは全体をダウンロードしなくてもアプリの一部機能が使える。

 22日からの対象店舗は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、愛知県の約1000店(対象店舗一覧)。なお、店舗ごとにApp Clipコードは異なる。

「App Clip」によるモバイルオーダーの利用手順

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