スターバックス コーヒー ジャパンは5月21日、東京や大阪など6都府県の約1000店舗で、22日から米Appleの「App Clip」を導入し、iPhoneユーザーに広くモバイルオーダー機能を提供すると発表した。7月には全国約1900店鋪まで拡大する。
App Clipが持つ「Mobile Order & Pay」機能を活用。店頭に掲出するコード(App Clipコード)をiPhoneのカメラで読み込むと、「Starbucks Rewards」の会員登録やアプリのインストールをしなくてもモバイルオーダー画面が開き、その場で注文からApple Payによる決済まで行える。後はカウンターで商品を受け取るだけだ。
スタバは「レジの列で待つことなく、またゆっくりと(飲み物の)カスタマイズを楽しんだり、席でおしゃべりをしながらオーダーできるのも魅力」としている。
App Clipは、2021年のiOS 14公開時に追加された“ミニアプリ”機能。通常、iPhoneアプリは端末にインストールして初めて機能するが、App Clipでは全体をダウンロードしなくてもアプリの一部機能が使える。
22日からの対象店舗は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、愛知県の約1000店(対象店舗一覧)。なお、店舗ごとにApp Clipコードは異なる。
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