6月4日に福岡・北九州市で開幕するバレーボールの国際大会「バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会」の来場者への案内で「望遠レンズでの撮影禁止」がアナウンスされ、ファンの間で困惑が広がった。
主催者はその後、「全ての望遠レンズを禁止するものではない」と訂正。「前後左右のお客様の観戦の妨げになる大きな機材を用いた撮影はご遠慮いただき、観戦マナーを守って撮影していただく分には問題ない」と修正した。
バレーボールネーションズリーグ(VNL)は、年に1度開催される世界大会で、バレーの三大大会の一つ(他はオリンピック、世界選手権)。2024年は男子、女子とも5月に開幕しており、6月4日に開幕する予選ラウンド最終週は、男女とも福岡県北九州市の西日本総合展示場で行われる。
バレーの国際大会の客席では、大きな望遠レンズを持ち込んで選手を撮影するファンも多い。
だがVNL福岡大会の公式サイトには5月28日、「望遠レンズでの撮影は禁止」というアナウンスが掲載されて、撮影予定だったファンが困惑。「カメラやレンズを買ったのに」といった声や、「望遠レンズとはどこからなのか」といった疑問が出ていた。
こうした声を受けて運営サイドは29日、サイトの記述を訂正し、他の来場者の迷惑にならない範囲での撮影を認めた。
VNL予選ラウンド福岡大会は、男子が6月4日に開幕し、日本はイランやドイツなどと対戦。女子は11日に開幕し、日本は韓国やカナダなどと対戦する。
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