米Googleで2007年からAndroidに携わってきたエンジニアリング担当副社長のデイブ(デビッド)・バーク氏は6月13日(現地時間)、「Androidエンジニアリングのリーダーを辞めてアドバイザーになり、今後はAI/バイオ製品を模索していく」とLinkedInへの投稿で発表した。
バーク氏は2014年ごろから、Google I/OやMade by GoogleイベントでAndroidの新機能のデモを担当してきた。手際よく分かりやすいデモには定評があった。
「AIは創薬で極めて重要な役割を果たす可能性があり、私の身近なテーマである小児がんなど、幅広い分野に応用できる。スンダー(ピチャイCEO)と協力してAlphabetでの役割を模索していく」という。
アイルランドのダブリン出身のバーク氏は2007年にGoogle UKに入社し、2011年に米本社に異動し、2014年にエンジニアリング担当副社長に就任した。ダブリン大学で電子工学を学び、脳の電気活動の数学的モデリングで博士号を取得している。
バーク氏のXへのポストにはAndroidの共同創業者、リッチ・マイナー氏や元同僚のヒューゴ・バーラ氏が祝辞を送っている。
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