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PC周辺機器94機種を値上げ アイ・オー・データ機器が10月1日から

» 2024年09月05日 18時37分 公開
[ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は9月4日、ポータブルHDDやUSBメモリーなど、PC周辺機器の94機種を値上げすると発表した。価格改定率は4%から最大56%。10月1日から適用する。

外付けHDD「HDJA-UTRシリーズ」(アイ・オー・データ機器のWebサイトより)

 同社は「原材料価格、エネルギー、物流などの関連費用の高騰が長期に継続しており、今後も先行き不透明な厳しい環境が続くと想定される」とし、「現在の価格を維持することは困難」と説明している。

 今回の対象製品は、自社ブランドのポータブルHDD(一部SSD含む)が最も多い35機種で、価格改訂率は4〜19%という。他にUSBメモリー15機種(9〜56%)、外付けHDD「HDJA-UTRシリーズ」4機種(6〜11%)、HDMIアダプター、バーコードリーダー、Web会議カメラなど(8〜30%)。

 また外付けHDDの「MyBook」を含むウェスタンデジタル商品の16機種(4〜14%)、ポータブルSSD「G-DRIVE」を含むSanDisk Professional商品11機種(7〜21%)も対象となった。

 同社は、8月1日にもNASやUSBハブなど130製品の価格改定を実施している。

対象商品カテゴリーと価格改定率(出典:アイ・オー・データ機器)

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