米Appleが9月9日(現地時間)に開催したオンラインイベントでは複数の新製品が発表された。本稿では「iPhone 16」シリーズをはじめ、「Apple Watch Series 10」「Apple Watch Ultra 2 ブラックチタニウム」「AirPods 4」「AirPods Max (USB-C)」のハンズオンレポートをお届けする。
iPhone 16 Proのディスプレイは、6.3インチのOLEDディスプレイ(2622 × 1206ピクセル)となり、iPhone 15 Proの6.1インチOLEDディスプレイ(2556 × 1179ピクセル)と比較してサイズアップしている。最大輝度1000ニト(標準)、ピーク輝度1600ニト(HDR)、ピーク輝度2000ニト(屋外)で、iPhone 15 Proのディスプレイ仕様と同一だ。iPhone 16 Pro Maxは、6.7インチから6.9インチと、iPhone史上最大のディスプレイサイズとなった。
iPhone 15 Proの重さは187gだったのに対し、iPhone 16 Proは199gと12g重くなっている。iPhone 16 Pro Maxは、iPhone 15 Pro Maxから7g重い227g。カラーは、ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ナチュラルチタニウム、デザートチタニウムの4色を用意する。
iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxの背面カメラは、4800万画素センサーを搭載した広角カメラを搭載。2.44um quad-pixel、24mm、F1.78、第2世代センサーシフト光学式手ブレ補正、100% Focus Pixels、超高解像度の写真(24MPと48MP)に対応し、抗反射コーティングを追加している。
広角カメラの中央部分を使った1200万画素 2倍望遠カメラは、52mm、F1.6、センサーシフト光学式手ブレ補正、100% Focus Pixelsとなり、iPhone 15 Proの48mm、F1.78から変更されている。
4800万画素の新型センサーを採用した超広角カメラは、1.4um quad-pixel、13mm、F2.2、120度視野角、Hybrid Focus Pixels、超高解像度の写真(48MP)をサポートする。
1200万画素の5倍望遠カメラは、120mm、F2.8、20度視野角、100% Focus Pixels、7枚構成のレンズ、3Dセンサーシフト光学式手ブレ補正とオートフォーカス、テトラプリズムデザインの光学系を採用し、最大25倍のデジタルズームにも対応。これまで、5倍ズームはiPhone 15 Pro Maxのみの採用だったが、16 Pro/16 Pro Max両モデルで仕様が共通となった。
iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxは、これまで米国モデルのみに搭載されていた「ミリ波」用アンテナ部分に、新しく「カメラコントロール」を搭載。表面には、サファイアクリスタルが装着されており、それをボディの色とマッチしたステンレススチールの縁が囲む。内部には、触覚フィードバックに対応した高精度な感圧センサーが組み込み込まれている。
クリックして、カメラアプリを起動。もう一度クリックすると写真を撮影できる。ビデオモード中にクリックして撮影を開始することもできる。軽く押して、ズームなどのコントロールを開くことができ、軽く2回押して、別のカメラ設定を選択し、指をスライドさせることで設定を調整できる。
操作を行う際、デバイスのベゼルからカメラコントロールが顔を出すような形でオーバーレイが表示される。
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