米OpenAIは9月16日(現地時間)、5月に設立した「安全・セキュリティ委員会」を、独立した理事会監視委員会とすると発表した。設立時点ではサム・アルトマンCEOがトップだったが退任し、取締役でもあるカーネギーメロン大学のジコ・コルター教授が委員長を務める。
5月の委員会設立時、CEOが委員長に就任したことで、この委員会がOpenAIの慣行をどこまで客観的に監視できるのか疑問視されていた。
OpenAIはまた、OpenAIの安全諮問グループ、安全・セキュリティ委員会、OpenAI取締役会がそれぞれ先日発表した「o1」の安全性を審査し、全体的なリスク評価を「中程度」としてリリースを承認したことも発表した。
OpenAI、カーネギーメロン大のコルター教授を取締役に 安全・セキュリティ委員会にも参加へ
OpenAI、安全およびセキュリティ委員会を設立 トップはアルトマンCEO
OpenAI、「GPT-4o」のリスク評価結果を公開 「リスクは中程度」と判断
米政府、AIの安全利用を助言する委員会にアルトマンCEOなど大手AIトップを招致Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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