SaaS企業に務める営業人材の多くが「ここ1年で太った」と感じている──デジタルマーケティング事業などを手掛けるエムエム総研(東京都新宿区)は9月25日、こんな調査結果を発表した。SaaS企業の営業職1000人超に対し、体重の変化を聞いたところ、31.0%が「1年前と比べ、5kgほど増えた」と答えた。
29.6%は「3kgほど増えた」と回答。12.5%は「7kgほど増えた」、5.1%は「それ以上増えた」と答えた。逆に「1年前より体重が減った」と答えたのは6.3%。「変わらない」と答えたのは15.5%だった。
体重が増えたと回答した人に理由を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「デスクワーク中心だから」(45.1%)だった。次いで 「運動不足」(40.4%)、「リモートワークが増えたから」(37.1%)、「加齢」(35.7%)、「食生活の乱れ」(27.5%)などが上位に入った。
ただし、健康への意識自体は高まっているようだ。太った理由としても挙がったリモートワークの普及以降、健康を意識をすることが増えたか聞いたところ、「とても増えた」「やや増えた」が計84.0%と大半を占めた。
運動をしているかどうかも聞いたところ、48.3%が「個人的な運動(ウォーキング・ランニング・スイミングなど)」をしていると回答。37.4%は「友人や知人など複数名での運動(フットサル、テニス、バスケットボール、ゴルフなど)」を、31.4%は「ジムでのトレーニング(会員制・パーソナルトレーニング・公営など)」をしていると答えた。
一方で、運動をしていないと答えた人も10.8%いた。さらに運動以外のリフレッシュ方法を複数回答で聞いたところ、トップは「おいしいものを食べる」(46.6%)だった。
調査は8月23日から25日にかけてネット上で実施。SaaS企業の営業職1007人を対象にアンケートを取った。
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