「iPhoneにタイヤをつけたようなクルマ」と表現されるTesla。IT・ビジネス分野のライターである山崎潤一郎が、デジタルガジェットとして、そしてときには、ファミリーカーとしての視点で、この未来からやってきたクルマを連載形式でレポートします。
この原稿を書いているのは8月です。猛暑が続き、全面ガラスルーフのTesla乗りには厳しい季節です。納車後、日よけシェードを別途購入したのですが、昨シーズンから付けなくなりました。シェードの装着は手間がかかる割には、体感温度が劇的に下がるわけでもないからです。エアコン自体、とてもよく効くので、風向を調整すれば快適な車内空間を維持可能です。
ただ、後席に人を乗せる機会が多い人は、後席だけでもシェードを付けた方がいいかもしれません。後席にはエアコン吹き出し口が中央に1つしかなく、風向を満足できる状態に調整できないことから、思うような快適性を得られない可能性が高いからです。
全面ガラスルーフからは夏の暑さばかりを連想しがちですが、冬の晴れた日は、ぽかぽかと暖かく、シートヒーターだけで快適性を確保可能で、エアコンによるエネルギー消費を節約できます。ここはトレードオフの関係なので、致し方ない部分もあります。
今回の話題は2つ。運転支援機能であるオートパイロット(AP)で遭遇した案件と、Teslaのバッテリーに関連する話を紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR