電動キックボードなどの小型電動モビリティのシェアリング事業を展開するLime(東京都港区)は10月1日、墨田区と台東区でサービスを開始した。浅草や東京スカイツリーという有名観光地を擁する2つの区で、観光客の回遊性向上を目指す。
墨田区と台東区に計14カ所のポートを設置した。電動キックボードに加え、座って運転できる「電動シートボード」も導入した。
ポートは今後も順次拡充する予定。8月からサービスを提供している渋谷区、新宿区など6区と合わせ、Limeは都内8区で展開することになった。
Limeのカントリーマネージャー兼アジアパシフィック地域統括責任者のテリー・サイ氏は「住民のみならず観光客に移動手段を提供することで、両区が取り組む観光回遊性の向上と地域経済の活性化に貢献すると確信している」という。
Limeは、世界280都市に展開する電動マイクロモビリティシェアリングサービス大手・米Neutron Holdingsの日本支社。街中に設置されたポート(駐輪場)にある電動キックボードなどを専用アプリで予約し、どこのポートに返却してもいいサービスで、これまでに6億回以上の乗車実績があるという。
【訂正:2024年10月2日11時30分更新 ※タイトルと本文の誤字を修正しました】
電動キックボードシェア「Lime」日本上陸 座って乗る「シートボード」も投入 ヘルメット装着で割引
電動キックボードが海外で相次ぎ規制強化 一方日本には米大手が参入 何が起きているのか
Luup、座って乗れる「電動シートボード」投入へ
「ルール守れない人は乗らないで」 LUUPが啓発活動 春の全国交通安全運動を前に
パナ、蛍光灯の生産を27年9月末までに終了Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR