富士フイルムは10月14日、小型軽量のミラーレスカメラ「X-M5」を発表した。ブラックとシルバーの2カラーで11月下旬に発売する。価格はオープン。店頭ではボディ単体が13万6400円前後、レンズキットが15万2900円前後になる見込みだ。
X-M5は、Xシリーズの特長であるクラシカルな外観はそのままに、光学ファインダーやEVFを省いたコンパクトなカメラ。重量はXシリーズの現行ラインアップでは最軽量となる約355gとなった。
大きな特長が、上面(軍艦部)に対称的に配置された2つのダイヤルだ。1つは「X-T50」で好評だったという「フィルムシミュレーションダイヤル」。写真フィルムを交換するように色調表現を変えられるフィルムシミュレーションを手軽に使えるようにした。
「絞りやシャッタースピードなどと同様、ダイヤル操作を通じて当社ならではの色作りを楽しんでもらいたい」
撮像素子は、裏面照射型のCMOSセンサー「X-Trans CMOS 4」(有効約2610万画素)、画像処理エンジンは「X-Processor 5」という組み合わせ。顔・瞳AFに加え、動物や車などの動体をAIで検出する被写体検出AFを搭載した。
電子式手ブレ補正機能やXシリーズでは初となる3つの内蔵マイクで動画撮影にも対応。「Vlogモード」には新たに「9:16ショート動画モード」を搭載し、SNSなどで人気の縦型動画を撮影できるという。
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