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「動画より静止画を撮りたいんだー」という人に富士フイルム「X-T50」は超オススメかも 荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/7 ページ)

» 2024年06月15日 07時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 「最近の小型軽量カメラは動画ユーザーを意識しすぎ。私は動画よりも静止画を撮りたいんだー」という人に超おススメのカメラが登場したかも。

 富士フイルムの「X-T50」である。

「X-T30」よりデザインが締まった感のある「X-T50」。キットレンズの「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」を装着

 「X-T30」の後継機なのだけど(ちなみに、X-T40はなくて、X-T30 Mark IIというマイナーチェンジモデルがあった)、むしろ、「X-T5」の弟分と思った方がいい。

 富士フイルムの小型軽量カメラとしては、旅行向けと称して登場した「X-S20」があり、それとかぶる? と思う人がいるかもしれないけど、かぶりません。

 X-S20は動画メイン、あるいは動画と写真が半々くらいの人に、X-T50は写真がメインの人に向けたカメラだからだ。

X-T5をいい感じに小さくした写真のためのカメラだ

X-T50はX-T30より精悍な顔つきになった感がある

 X-T50はX-T5の高性能やテイストをコンパクトにまとめたモデルが基本。

 イメージセンサーは4020万画素の「X-TRANS CMOS 5 HR」センサーで画像処理プロセッサは「X-Processor 5」。つまり、X-T5と同じものだ。

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