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「動画より静止画を撮りたいんだー」という人に富士フイルム「X-T50」は超オススメかも 荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/7 ページ)

» 2024年06月15日 07時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 たまたま神社で知人のカメラマンと談議してたら犬の散歩人が現れたので撮らせてもらった。

REALA ACEで犬を。フォーカスはぴしっと瞳にきている。やや露出オーバー気味にみえるのは、ちょっとプラスの補正をかけちゃったから。フィルムシミュレーションはREALA ACE(16-50mm 50mm 1/150秒 F5.6 +0.67 ISO2000)

 鳥や飛行機を撮るなら望遠レンズが必要だよねということで、「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」の登場だ。これは比較的軽くてコンパクトなのでX-T50にも似合うし、レンズを付けて持ち歩いても負担じゃない。しかもけっこう寄れる。

「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」を装着したX-T50。X-T50に付けて違和感のないサイズで、携帯時はフードを外すとさらにコンパクトになる

 この望遠ズームをつけて公園を歩いていたら、地中の幼虫を求めて歩くムクドリを発見。鳥検出AFを駆使して撮影。

 動きがすばやいとたまに外すことはあるが概ね実用的だ。

 動きものを撮るとき、撮影モードを変えなくてもさっとシャッタースピードダイヤルを回して最適な速度にセットできるのもX-T50のいいところだ。

花の列のちょうど間を歩いていたので低い位置から(モニタをチルトさせて)狙ってみた。ムクドリの瞳にきちっとフォーカスがきている。フィルムシミュレーションはREALA ACE(70-300mm 300mm 1/1600秒 F5.6 ISO640)

 続いて人物。望遠でのポートレートってのも望遠の圧縮効果を出せて面白いのだ。

並木道を背景に望遠でポートレート。背景がぐっと迫る感じがいい。フィルムシミュレーションはASTIA(70-300mm 153mm 1/160秒 F5.0 ISO800)

 ボディの話に戻る。

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