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「動画より静止画を撮りたいんだー」という人に富士フイルム「X-T50」は超オススメかも 荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/7 ページ)

» 2024年06月15日 07時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]
正面から。グリップ部の前ダイヤルや前面のフォーカスモードレバーは建材。センサーはX-T5と同じ4020万画素になった

 ボディ内手ブレ補正は約7段。これは良い。

F8に絞り、0.8秒で撮った夜の赤坂。再開発中なので空が広くて暗かった。広角なら1秒くらい余裕で手持ち撮影可能だ。フィルムシミュレーションはPROVIA(16-50mm 16mm 0.8秒 F8.0 -1.0 ISO800)

 前面がほぼフラットでのっぺりしていたX-T30/IIに比べるとグリップが少ししっかりして精悍な顔になっている。前ダイヤル部分が少しカットされているのもミソだ。

グリップ部をよく見ると少しカットされててそこに前ダイヤルがある。クリックするたびに機能を変えられる

 背面を見ると、X-T30/IIとはちょっと違う。ボタンの位置や種類が一部変更された。

背面から。左上の削除ボタンがDRIVEボタンとなったほか、道川のボタン配置も少し変更された

 背面モニターは従来通りチルト式。最近、ミドルクラスの小型軽量機がバリアングルモニターばかりになって残念、とお嘆きの方(わたしだ)に朗報である。

背面モニタはX-T30/IIと同じチルト式だ。ワンアクションでハイアングルやローアングルを撮れることやそのときに光軸がずれないのがいい

 上から見ると、撮影モードダイヤルがないというX-Tシリーズならではの操作系がよく分かる。シャッタースピードと露出補正。絞りは基本的に絞りリングで行うが、絞りリングがないレンズ(XCシリーズなど)ときは前後のダイヤルで。ISO感度も電子ダイヤルで行う。

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