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1人乗りモビリティが百花繚乱 「Japan Mobility Show」で見かけた乗り物まとめ(1/2 ページ)

» 2024年10月27日 19時00分 公開
[ITmedia]

 「東京モーターショウ」改め、「Japan Mobility Show」として生まれ変わった自動車の祭典だが、2024年は「Bizweek」としてB2Bメインで開催した。いわゆる、メーカーが大量の新車を披露する場ではなく、ビジネスマッチングがメイン。隔年入れ替わりで開催するため、2025年は旧来のモーターショウのようなB2Cメインでの開催となる。

 とはいえ、全くクルマがないかといえばそんなことはなく、各社が注力する新エネルギー車両の展示が目立った他、増床したスタートアップコーナーを覗けば、新機軸のモビリティに多く出会えた。特に印象的だったのが「1人乗り車両」だ。閉会から少し時間が経ったが、会場で気になった“のりもの”を簡単に紹介しよう。

乗用車

10月9日に三菱自動車が発売した新型「アウトランダー」
バッテリー容量が10%増え、100kmを超えるEV走行が可能になった。システム全体の出力も20%向上しているという
7月に登場したホンダ「CR-V e:FCEV」。国産で初めて外部からの充電にも対応した燃料電池車。普段はEV、必要なときだけ水素から発電させて走らせることができる
水素から発電するのではなく、燃料としてエンジンを動かすトヨタの「水素エンジンカローラ」。ENEOSスーパー耐久シリーズ 2023に参戦したモデルとなる
水素エンジンカローラのリア周り。リアドアから姿を見せているのが水素を充填するための注入口だ
カーボンニュートラル燃料を使用する、スバル「BRZ」ベースのスーパー耐久仕様車
給油口はトランク部分に
10月10日に発売したマツダのフラグシップ3列SUV「MAZDA CX-80」のバイオ燃料対応車
インドで販売中のスズキ「ワゴンR CNG」(天然ガス)仕様をベースにした「ワゴンR CBG」牛糞や食品廃棄物などのバイオマスから発生するバイオガスを精製することで得られる同等燃料(CBG)で走る
日産のフラッグシップEV「ARIYA」も展示されていた

商用車・特殊車両

いすゞが5月に発売した、国内初のBEVフルフラット路線バス「エルガEV」
バッテリーの大半は天井に敷き詰められている
三菱自動車の自動追尾型EVごみ収集車「eCanter SensorCollect」
作業員を自動追尾して移動できるという
移動店舗などを想定したダイハツの次世代商用車「UNIFORM Truck」
外部給電機能や着脱可能な内外装パーツを採用
日野の「デュトロZ EV」
FF仕様で、専用のラダーフレームにより超低床フロアとウォークスルー化を実現
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