任天堂は11月5日、2025年3月期通期の連結業績予想を下方修正すると発表した。Nitendo Switch本体・ソフトの売上が予想を下回って推移していることなどが原因。
売上高は従来予想より5.2%減らした1兆2800億円、営業利益は同10.0%減の3600億円。経常・純利益見通しは据え置いた。
Switch本体は通期で1350万台の販売を予想していたが、1250万台に下方修正した。
同日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比34.3%減の5232億円、営業利益が同56.6%減の1215億円と、大幅な減収減益だった。
前年同期は「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」や、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が業績を押し上げていたが、今四半期は大型ヒットに恵まれなかった。
Switch本体の販売数は、前年同期比31.0%減の472万台に、ソフト販売も前年同期比27.6%減の7028万本にとどまり、期初予想を下回った。
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