米Broadcomは11月11日、Mac用仮想化ソフト「VMware Fusion」とWindows用の「VMware Workstation」を完全無償化したと発表した。「ただちに有料サブスクリプションモデルから移行する」としており、販売は終了した。
販売終了までに商用契約を結んでいた“Pro版”ユーザーは、契約期間の終了まで従来通りサポートを受けられる。代わりに提供される無料版は“Pro版”にあった全ての機能を含むという。ただしBroadcomのサポートはなく、これまでに製作されたドキュメント類の他、ユーザーコミュニティによるサポートに頼ることになる。
両ソフトを開発していた米VMwareは、2022年に米Broadcomによって買収された。VMwareの名前は組織やブランドとして残していたが、23年春に大規模なレイオフが報じられるなど、その動向も注目を集めていた。
今年5月には「VMware Fusion Pro」「VMware Workstation Pro」を個人利用に限り無償化していた。
仮想化ソフト「VMware Workstation Pro」個人利用が無料に Mac用「Fusion Pro」も
Broadcom、VMwareで2800人規模のレイオフ 複数報道
さよならVMware Broadcomによる買収完了で、企業としての存在に幕 VMwareブランドは引き続き残る
ZOZOTOWN、GitHubとコラボ マスコットをTシャツやバッグに
ネットで酷評されているドラマ「龍が如く」 龍が如く大好きマンガ家も酷評するこれだけの理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR