動画機能は、8K30p/4K120pに対応。8K映像は8.6Kオーバーサンプリングを活用し解像感を向上。Long GOP/Intra(All-I)の圧縮形式を選ぶことができ、記録した映像をそのままスローモーションなどで再生可能なS&Qモードであれば、XAVC S-I/60p記録設定時で、最大ビットレート600Mbps(4:2:2 10bit、H.264、All-I)での記録が可能。フルHD時は240fpsのハイスピード撮影が可能。
S-Log3収録に対応しており、色域はS-Gamut3/S-Gamut3.Cineをサポート。Log撮影モード時に、好みのLUTをカメラモニター映像に表示でき、ポスプロ後の仕上がりイメージを確認しながら撮影可能。カメラにインポートしたユーザーLUTを、ピクチャープロファイルとして使うこともできる。「S-Cinetone」もプリセットされており、グレーディングなしでシネマのようなルックを再現できるという。HDMIポートによるRAW出力も可能だ。
手ブレを大幅に抑える「ダイナミックアクティブモード」も搭載。従来の「アクティブモード」より画角は狭くなるものの、補正効果を30%以上向上したという。ボディ単体に加え、対応する手ブレ補正内蔵レンズと組み合わせることで、協調制御によるブレ補正機能も搭載する。
トップカバーからフロントカバー、内部フレーム、リヤカバーに至るまでマグネシウム合金を採用。マウントは6本のネジで固定し剛性を向上。グリップはα1よりホールド性を高めている。モニターは、チルトとバリアングルが使える「4軸マルチアングル液晶モニター」に刷新された。EVFは約944万ドットのOLEDパネルで、ファインダー倍率0.90倍、約41度の視野角などを実現した。表示ラグを低減した他、フレームレートを240fps(静止画時)まで選択できる。
メモリカードは、CFexpress Type A/SD(UHS-IIに対応)が利用できるデュアルスロットを採用。10Gbps接続に対応したUSB Type-Cポート、microUSBポート、2.5GBASE-Tに対応した有線LANポート、HDMI TypeAポート、マイク端子、ヘッドフォン端子、シンクロターミナルなどを搭載。802.11ac(2.4GHz/5GHz)対応のWi-Fi、Bluetooth 5.0接続もサポートする。重さは、バッテリーとメモリカード込みで約743g。
FE 28-70mm F2 GMは、αレンズで初めてズーム全域開放F値2を実現しながら、フィルター径86mm、最大径92.9mm、長さ139.8mm、質量約918gを実現。「美しいぼけ描写」と「単焦点レンズに迫る高い解像性能」をうたい、レンズ交換することなく1本で、ポートレートやウェディング、スポーツ、ドキュメンタリーなどのプロフェッショナル現場や、シネマのような映像表現が求められる撮影シーンにおいて有用としている。
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