ボタンやレバーなどの操作系もα9 III準拠で、同じ感覚で操作できる。
マウントとグリップの間に新設されたC5ボタンもα9 IIIゆずりだ。
α9 IIIとα1 IIは、併用しても違和感なく使い分けられそうだ(ただし、両方を揃えると200万円コースになるけれども)。
両者が大きく異なるのはいうまでもなくイメージセンサー。α9 IIIは、約2400万画素のグローバルシャッター方式CMOSセンサーだったのに対し、α1 IIは約5000万画素のローリングシャッター方式積層型CMOSセンサー。
センサー自体はα1と同じもので、もともと高速読み出しが可能で歪みが非常に少ないセンサーであり、さらに画像処理を進化させて中高感度域のノイズを低減したという。
α9 IIIに対する強みは「高解像」と、おそらくは高感度時の画もα1 IIの方が画素数が多いにもかかわらず上だろう。
5000万画素でありながら1秒あたり120回の演算で、秒30コマのAE/AF追従連写が可能だ。RAWでの連写もできる。
さらに、最新モデルなだけあって「プリ撮影」機能も搭載。
α9 IIIゆずりの機能で素晴らしいのは連写速度ブーストだろう。
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