経済産業省は11月27日、アマゾンジャパンで、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独禁法)に違反する行為があったと発表した。これを受け、同省は25日付で、公正取引委員会に対し、アマゾンジャパンに適当な措置を取るよう求めたとしている。
同省は、アマゾンジャパンの行為について「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性を阻害する」と説明した。これらの透明性や公正性の向上を目的とする「透明化法」に基づき、今回の措置を取るよう公取委に指示したとしている。
アマゾンジャパンを巡っては26日、公正取引委員会が立ち入り検査をしたと複数のメディアが報じていた。同社が運営するECプラットフォーム「マーケットプレイス」において、出品業社に対し、不当な値下げや、同社の物流サービスの利用を強いたとしていた。
【訂正履歴:2024年11月27日午後17時 記事掲載当初マーケットプレイスについて「ECサイト」との記載がありましたが、正しくは「ECプラットフォーム」でした。訂正します】
アマゾンジャパンに公取委が立ち入り検査と複数報道 出品者に値下げを強いたか 独禁法違反の疑い
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